ルーチン化した仕事の場合、少々のトラブルが発生しても見通しを利かすことができるため、“ 2日あればできる。よしがんばろう! ” となりますが、例えば新しいプロジェクトが発生すると、“ 何だか大変そうだなぁ。できるかなぁ。” と焦ったりします。
これは全体像が見えないため、何から手を付けるべきか、そもそもどんなタスクがあるのか、どこかに問題はないか、準備にどれくらいの期間がかかるのかと漠然と考えてしまうからです。
漠然としたイメージが頭の中でモヤモヤするとき、紙に書き出しても次の行動に結びつかないとき、「マインドマップ」を使って整理してみませんか?
マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。
引用元:Wikipedia
紙とペンを使ってもいいし、パソコンやスマホのアプリを使ってもできます。
個人的にはアプリを使うとマインドマップの良さが発揮されるのではないかと思います。
さて、どのようにおこなうかを簡単に説明します。
まずは中心に今回のモヤモヤの中心である新しいプロジェクト名を書き、これを木の幹にたとえます。
そこからは順番に関係なく、頭の中にある漠然としたキーワードを箇条書きで幹から出る枝として書き出します。
放射状に書き出すうちに、気づかなかったタスクや問題点が見えてきたり、思ってもいなかった新しいアイデアが浮かんだりします。
それらもすべて書き出したら全体を見まわします。
そうするとタスク同士の関連性が見えてくるので、タスク同士をつなげたり離したりグルーピングすることができます。
長くなりますのでこれ以上は割愛しますが、マインドマップの良い点をまとめると、
・頭の中の整理ができる
・アイデア出しができる
・問題点が見えてくる
・全体を俯瞰できる
だと思います。
有料版のアプリは作成したマインドマップをガントチャートに落とし込んだり、エクセルなどへのエクスポート機能があるようですが、無料版でも十分頭の整理ができますのでおススメです。
「XMind」(パソコンのみ)
ところでプレミアムフライデーがスタートしましたね。
あるネットニュースによると仕事が早く終わってまっすぐ家に帰る人、会社に残って仕事を続けた人で大半を占めたとのこと。
のんびり過ごすのも素敵な時間の過ごし方ですが、時間があったらあれもしたい!これもやらなきゃ!と思っている人も多いのではないかと思います。
やりたいことリストをスマホのメモ帳に残しているだけでなかなか実行に移せない人は、マインドマップを使って頭の整理をしてみましょう。
「マインドマップで「やりたいこと」を芋づる式に洗い出そう!」
大塚