「求人広告を出しても反応がない!」
「ハローワーク求人の応募を増やす方法は?」
こういう内容の相談が増えてきています。
求人票の記載内容を見直すことで反応が良くなることもありますし、労働条件をより働きやすい内容に変更することで応募が増えるケースもあります。
例えば、「仕事の内容」欄が簡潔過ぎて、求職者が「実際にどのような作業を行うことになるのか想像できず不安で応募できない」といった原因の場合は、業務内容がイメージできるよう具体性を持った記載内容に変更することで、応募の増加が期待できます。
しかし、給与の支給水準が低い、残業が多い、休みが少ない、昇給・賞与・退職金がない、といった労働条件の低さが原因の場合は、単に記載内容を工夫すればいいということではなく、労務管理上に潜む根本的な問題の解消を図る必要があります。
後者の場合は、もし採用できたとしても短期間のうちに退職してしまったりして、求人をやり直す羽目になるかもしれません。労働者が不満を抱えながら働き続けていると、定着率が低くなりがちです。
人事労務に関する問題が解消されていくと、経営者も人材確保の悩みから解放され気持ちが楽になります。
須田