10月からの最低賃金の変更で、「自社の月給の設定が最低賃金違反になってしまうのかがよくわからない」というお客様や「固定残業を導入しているが、基礎賃金を上げて最低賃金を下回らないようにすると、その固定残業が何時間分の時間外労働に該当するのかわからない」といったお客様がいらっしゃいます。

賃金をどう設定するかは会社にとっても働く人にとっても重要な問題ですから、そういうご相談があれば、できるだけわかりやすく説明してご納得いただけるようアドバイスしていますし、固定残業を計算できる便利なツールなどもありますので、それをお渡ししてご利用いただく、といったことも行っています。

そういったツールは、もともとは自分たちがコンサルティングしやすいようにExcelで作成したものですが、使いこなすことができるお客様にはどんどん提供するようにしています。

 

また、ここ数か月の間に労働時間の管理を適切にできるようにするExcelの勤怠管理簿も何社か作成して提供しました。運送業でデジタコを導入していないため日報で労働時間を把握しているが労働局の指導で改善するように勧められたお客様、建設業で日勤+夜勤と1日に2回の出勤をする日があり普通の出勤簿では対応できないケースなどです。

もちろん、クラウドの勤怠管理システムを導入してもらうという手もあるのですが、きちんと運用するには総務など管理部門にある程度のITに関する知識を有する社員がいないと厳しいですから、小規模な会社だとExcelツールが最適だったりします。

こんな感じで顧問契約をしていただいているお客様には、その会社の状況や特殊事情に応じたツールや書類など作成していますので、「うちはこんな状況なんだけど、どうしたらいいのだろう~」って思っている場合は、ぜひご相談いただけたらと思います。