J.S.

ハローワークの求人システムが変更されました

しばらくブログをお休みしていましたが再開しました。気付いたことなど書いていこうと思います。

 

今年一番のトピックはハローワークの求人のシステムが変わったことです。

各事業所は、ハローワークインターネットサービスに求人のマイページを開設して、インターネット上から求人申込書を提出したり、求人票の変更を行ったりできるようになりました。

当事務所でも、顧問先に代わってマイページにログインし、求人申し込みを何件か処理しています。

 

4月から受動喫煙対策が義務化されるので、今まで喫煙できる状態だった事業所は、原則禁煙にした上で喫煙できる場所を別に設けるなどしなければハローワークに求人を出すことができなくなります。

求人票の有効期限は翌々月の末日です。2月中に受付された求人票は、4月末まで掲載されることになるため、ハローワークに求人を出したいなら今すぐにでも受動喫煙対策をする必要があります。

受動喫煙防止パンフレット

 

 

働き方改革は次の3点が重要ポイントです。多くの会社が1と2についてすでに取り組んできたかと思いますが、今年は3番目の同一労働同一賃金についてもクローズアップされそうです。同一労働同一賃金については、また次回以降のブログで書いていけたらと思います。

1.時間外労働の上限規制

2.年次有給休暇の年5日取得

3.同一労働同一賃金

 

 

当事務所が最近取り組んでいる助成金は、以下のようなものです。

・特開金(特定求職者雇用開発助成金)・・・母子家庭の母、60歳以上の高齢者、障害者をハローワークの紹介で雇用する場合

・キャリアアップ助成金 正社員化コース・・・非正規雇用労働者を正社員に転換する場合

・両立支援等助成金 出生時両立支援コース・・・男性労働者が育児休業を取得する取組を行う場合

・労働移動支援助成金 早期雇入支援コース・・・事業の整理縮小により解雇された労働者を3か月以内に雇用した場合

人材確保の悩みから解放されるには

「求人広告を出しても反応がない!」
「ハローワーク求人の応募を増やす方法は?」
こういう内容の相談が増えてきています。

求人票の記載内容を見直すことで反応が良くなることもありますし、労働条件をより働きやすい内容に変更することで応募が増えるケースもあります。

例えば、「仕事の内容」欄が簡潔過ぎて、求職者が「実際にどのような作業を行うことになるのか想像できず不安で応募できない」といった原因の場合は、業務内容がイメージできるよう具体性を持った記載内容に変更することで、応募の増加が期待できます。

しかし、給与の支給水準が低い、残業が多い、休みが少ない、昇給・賞与・退職金がない、といった労働条件の低さが原因の場合は、単に記載内容を工夫すればいいということではなく、労務管理上に潜む根本的な問題の解消を図る必要があります。

後者の場合は、もし採用できたとしても短期間のうちに退職してしまったりして、求人をやり直す羽目になるかもしれません。労働者が不満を抱えながら働き続けていると、定着率が低くなりがちです。

人事労務に関する問題が解消されていくと、経営者も人材確保の悩みから解放され気持ちが楽になります。

 

須田

ハラスメント対策セミナーやりました

先日、パワハラ・セクハラ対策セミナーの講師を務めました。

パワーハラスメントやセクシャルハラスメントが社内で起きないように、そういったことを従業員さんに理解してもらうための講習をやりたいとのリクエストがあったのです。

3つの事業所があったので、3日間かけて回り、それぞれ約90分間ほど話をさせていただきました。

パワハラ対策セミナーでは、従業員さん2人に上司役と部下役になってもらってロールプレイングを行い、グループディスカッションで問題点を発表してもらう形式を取りました。

セミナーは単に講師の話を聞くだけでなく、こういった対話型でやると興味を持って参加していただけるので、学習効果がとても高いと思います。

 

貴社もハラスメント対策セミナーを開催しませんか?

 

須田