36協定 適正に届出してありますか?

最近、次々と大手企業が違法残業で摘発されており、報道で見かけない日はありません。

過重労働撲滅特別対策班:通称《かとく》が設置されているのは東京と大阪だけだから、東海地方は大丈夫?!というわけは当然なく、どの企業も過重労働対策について何らかの取組をしていくべきだ、という流れが止まることはないのでしょう・・・

違法残業・過重労働に対する社会の関心は、今までになく高い気がします。

少し前になりますが、内容が他人事ではありませんでしたので、読んでみました。

『日経ビジネス 20170605号』

雑誌の特集なので、多少“話を盛って”あるのかもしれないですが、こうなる前に何度も軌道修正するチャンスはあったと思います。
問題に気づいていたのに放置したがために、大きな代償を払うことになっては目も当てられませんね。

やはり、予防が一番だと思います。
トラブルを未然に防ぐ社内制度の構築や労務管理は、今後ますます重要になるのではないでしょうか。

当事務所は、経営者・人事労務担当者の相談にのり、アドバイスを行うことで、適正な労務管理のお手伝いをすることができます。
現行の社内制度や労務管理に不安を感じていらっしゃる経営者・人事労務担当者の皆様、まずはお気軽にお問い合わせください!

※当事務所では、従業員の方からの相談・問合せはお受けしておりません。ご了承ください※

河野

建設業の労働・社会保険加入について講演しました

先日、岐阜市の産業会館と名古屋市の吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)にて、建設業の方を対象とした講演をしました。

建設業では、労働保険(労災保険と雇用保険)や社会保険(医療保険と年金保険)の加入義務があっても実際には加入してない事業者がまだまだ残っているので、下請の事業者さんに適正な保険加入を促し、加入状況をチェックする方法についてお話しさせていただきました。

建設業や製造業の人たちは、「こんにちは~!」「ありがとう~!」「お疲れ様~!」などの代わりに「ご安全に~!」という挨拶をするのがお約束です。

今回も岐阜、名古屋とも「ご安全に~!」が飛び交ってました。

 

須田

 

労働保険 年度更新の時期になりました

こんにちは。事務の赤塚です。久しぶりの更新となってしまいました。

当事務所では毎年、3月から今の時期にかけて繁忙期を迎えています。

一人親方労災保険の年度更新から始まり、4月には労働保険事務組合に委託している事業所の年度更新があり、6月にはそれ以外の個別の事業所の年度更新を行います。

個別の事業所の場合、毎年5月の終わりから6月の初めにかけて緑または青色の封筒が各事業所宛てに届きますので、ちょうど今皆さまの元へ届いている頃かと思います。

昨年の4月分から今年の3月分までの1年間の賃金データを元に算出される労働保険料ですが、その納付方法には従来の金融機関窓口での納付のほかに、口座振替による納付もあります。

 

一度、口座振替の手続きをすれば、翌年以降も継続して口座から引き落とされるため、わざわざ窓口に行くことなくスムーズに納付ができるようになります。

申込用紙は労働基準監督署の窓口でもらえますし、厚生労働省のホームページからもダウンロードできます。

ただお申込みされる時期によっては、口座振替を開始する時期も異なりますので、第1期分から開始したい場合はお早めに登録手続きを済ませておくことが大事です。

 

赤塚